日々の雑事と、小説に関する事柄を不定期に。

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 太陽活動の異常で絶滅の危機に直面した人類。政府の対応などあてにならないと開き直った民間人たちが、民間レベルで宇宙船を建造して地球からの脱出を試みる。太陽の影響から逃れるため、建造される宇宙船は太陽系外まで航行可能なもの。もちろん人類全員は乗せられないので、乗組員は抽選で選ぶ形に。そしてもちろん、宇宙船建造そのものに関して、ありとあらゆる困難が降りかかってくる……。

 機本さんの作品は登場人物がいつも魅力的。私が今回気に入ったのは岡本です。
 作中に「行かねばならぬバーナード」(このバーナードは、もちろんバーナード星のこと)という歌が出てきます。これが具体的な歌詞は書かれていないのに、なぜかこのくだりを読んでいると、ほにゃららとしたメロディーや歌詞と共に、こぶしをきかせながら熱唱している中年男性(格好:ブルーの作業服)の姿がまざまざと脳裏に浮かんでくるのです。この本の内容を思い返すたびに、実際には描写されていないこの場面がぐるぐると頭の中を駆けめぐります。似たような症状に囚われた方、おられませんか?(^^;
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