日々の雑事と、小説に関する事柄を不定期に。

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 10月末に発売予定の、新刊のご案内です。
 出版社(角川春樹事務所)のサイトに公式情報が出ましたので、お知らせ致します。

●『ラ・パティスリー』(上田早夕里・著/角川春樹事務所)
     :2005年10月31日発売予定
     :四六判・定価1600円

  関西のフランス菓子店を舞台に、四季折々の菓子店の日常に起きる様々な出来事を、甘く温かく、ほろ苦く描いた《パティシエ小説》。――親子、夫婦、恋人たちの"絆"の物語。


 四六判の単行本ですが、定価が1600円。いつもより200円お安くなっております。これまで買い支えて下さった読者の方々には「読者サービス」の一環として。新たに手にとって下さる方には、よりお求めやすい価格で、ということで、この値段に設定させて頂きました。どうぞ、よろしくお願い致します。

 内容は上記の紹介にある通り。フランス菓子店とパティシエの物語です。最初から最後まで、次から次へと、ケーキ、ケーキ、ケーキ、チョコレートが登場! そこに人間ドラマが絡むという構成です。SF的な要素はいっさいありません。普通の一般小説です。

 パティシエを題材にした作品は、漫画やドラマなどで先行作品がありますが、そのほとんどが「料理対決もの」や「料理トリビアもの」です。そして、視覚上の効果から「目で見るメディア」で展開したものが主流。「小説」というメディアで、本格的に現代の日本のパティシエと洋菓子店の日常を描いた作品は、まだほとんどありません。しかし、菓子作りやパティスリー経営の面白さは、華やかなコンクール会場や料理対決番組の中だけでなく、日常の地味な仕事の繰り返しの中にも、きらめく宝石のように潜んでいます。

 執筆にあたっては、実在するパティスリーや現役パティシエの方へ取材をさせて頂きました。ほのぼのと楽しんで頂ければ幸いです。